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Project #03

自家消費型ソーラー蓄電システム

一般的なソーラー発電システムは、屋根に大きなソーラーパネルを設置し、パワーコンディショナーで家に電気を供給し、余った電気を売電します。発電した電気を自分の家/事務所で活用するには、太陽が出ている日中に電気を多く使う必要があります。
それに対して自家消費型のソーラー発電システムでは、余った電気をバッテリーに貯めるのが一般的です。バッテリーに貯めた電気は、必要な時にいつでも使うことができ、ソーラーパネルで発電した電気の全てを自分の家/事務所で活用できるようになります。

弊社事務所の自家消費型ソーラー蓄電システム

弊社の事務所には、二つの自家消費型ソーラー蓄電システム(PV①、PV②)を設置し、パソコンなどの仕事に活用しています。冬に雪の積もる札幌ですが、年間を通じて太陽光発電の電気を活用することができています。

電気の使用量が多くバッテリー残量が減った場合には、バッテリーではなく電力会社から来る電気に自動で切り替える機器がありますので、発電量を気にすることなく、普段の生活でそのまま利用することが可能です。
利用しているものは、エアコン1台、給湯・暖房ボイラー、洗面所換気扇、冷蔵庫、光回線及びルーター等通信機器、PC・充電関係、掃除機、リビングTV 等です。ほとんどの家電に利用できています。



弊社では、自家消費型ソーラー蓄電システムのデータを2023年9月のPV②導入時よりFlowBIサービスで分析しています。
ソーラー蓄電システムからの電気は、冬場はどうしても雪の影響や日照時間も短く、12月は全電力の13.3%ですが、春先の暖房や夏場などクーラーの利用が増えると、全体の約60%の電力を賄うことができます。
2023年9月~2024年5月の9か月間では、電力購入量が前年比66.3%と大幅に減っています。

災害時でもそのまま利用できる地産地消電源として蓄電システムは非常に有効だと思います。詳しくは公式noteで紹介していますので是非ご覧ください。エネルギーの地産地消
ソーラー蓄電システムの紹介

FlowBIサービス「エネルギー」~フロー事務所
FlowBIサービス「エネルギー」~フロー事務所の公開
(解説note)